4月某日
ナイトマーケットから舞踊を見ながらのディナーへ移動
どこなのか、急な脇道の先に、「AMAZON ANGKOR」
33番の席に案内してくれた。
一本4.5$のANGKORビールを4本頼み。観劇する前から、飲食を楽しめる。
チャーハンと焼きそばをチョイスし、ただ黙々と食べ始める。
スモールサイズの手巻き寿司があったが、気づいた時にはもぬけの殻。
食べて30分。炭水化物ばかり食べているが、ほかに興味をそそるものが・・・
物色している中、黄色い得体のしれない食べ物を見つけた。
右に、ゼリーよせ。
左に、スイカ。
形は不揃いの楕円、ながさ4cm、何かが掛かって・・・いや、和えてある感じである。
置いてある位置から、デザート?
隣の同行者もローストビーフの添え物として、皿に盛って来ていた。
まずは一口。
やはり甘い。・・・が何を食べているのか。
過去の記憶から。かすった食べ物が・・・
「大学いも」?
しかし、ゆで崩してマッシュポテトにしてから、成型して、はちみつをそのままかけ混ぜる。
上げてある感じもあるような。
口に入れたとたんに崩れていく。
新感覚と言えば、新感覚。
ですが、大学芋ではない。そして、スイートポテトとも言い難い。
皿に盛ってきた分、食べきるに精一杯。
大きなため息をしている中、隣の同行者は、なんですかね?なんですかね?と聞きながらも、
全てを、平らげている。
食に興味はないのであろうか。
今度、自宅で同じようなものを作ってみよう。
面白いものが、作れそうな気がする。
そんなこんなで、ダンスが始まる。
5部構成で、歓迎の踊り、ココナツダンス、メカラダンス、漁師の踊りそしてアプサラダンス。
このメカラは水の女神の事で、悪そうな悪魔を雷光輝くクリスタルの玉をもって打ち負かすストーリー。
アプサラは天女のことで、クメールダンスの象徴と言えるようだ。
パンフレットにはインドラ様が12世紀、ジャヤヴァルマン2世に富み、権力、土地とアプサラを授け、アプサラがダンスをクメールの民に教えた。みたいなことが書かれている。
体感がしっかりしていて、中腰でも微動だにせず。
指のしなやかさ。が特徴である。
2003年にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されているなんて記事も見ました。
この公演に不満があるとすれば、最後のダンスの最中にボーイが追加飲食代の請求をし始めること。
そのまま帰ってしまう輩のために、対応していると思われるが、ダンスが見れない。
もしかしたら、もう少し観劇料金を払っていれば、邪魔されない、良い位置で見れたのかもしれない。
混雑しないよう早めに支払いを済ませ、退館する一行であった。
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