4月某日
アンコールトムを後にして、トンレサップ湖へ
東南アジア最大の湖ということ。また湖上生活の少し見れるとの事でボートに。
ボート乗り場へ行ったが下り40度くらいある桟橋を降り、10人乗りのボートへ。
この時期はまだ乾季で水の量が足りないとの事。
こんなにも水位が低いので、桟橋も下りの角度が、きつくなっている。
10人乗りのボートに乗り、湖上へ。
ボートに、大型エンジンを括って付け、エンジンからはで2~3mくらいのシャフトを湖面にさし、ボートスクリューが船を直進させている。方向転換は、船の両側にワイヤーを後ろまでつなげ右に切れば左側のワイヤーが引っ張られ、右のワイヤは船尾の操舵が動くことによって後方に引っ張られる。
よくできた機構である。
左側に10mくらいの高さにある看板を見つけた。
雨季で水量が多くなると、看板くらいの高さまで簡単に水位上昇するとの事。
また、道路のところにこれまた、大きな水門が見られたが、支柱の途中には汚れがありやはり、水位上昇の後であるという。
google mapでも、その門を確認しようとしたが、うまく見つけられなかった。
寺院と電波塔は現在もそびえたっていた。
そういえば、水門近くを横切った際に、大音量の音楽と、数十人が大きな袋を持ちながら歩いていた。
何かのイベントか?とガイドに尋ねると、「ゴミ拾いイベントだ」との事。
ゴミ拾いのイベントで、大音量の音楽。
日本では、良いことをしているにもかかわらず、迷惑をおかけしているような形。
綺麗になるなら、何でもいいのでは?とも思った。
このトレンサップ湖の上に小学校はあるわ、レストランはあるわ、水上生活している人もいるわで。
この日は、お休みの日だったようで、自宅から、湖に飛び込んでいる子供、こっちに手を振ってくれる子供もいた。
そのあと、クロコダイルファームへ案内してくれた。本当にいっぱいのワニが檻の中で飼われているようであった。
もし逃げたら・・・
とも考えたが、そうなったらなったで、この時期なら、日本の琵琶湖の4から5倍くらい。雨季になればその何倍かになる。そうなれば僅かな誤差くらいの出来事になってしまう。
それにしても、大きかった。

なにを思って、育てているのか。
知る由もないが、船旅はどうしてもお尻が痛くなる。
もう帰りたい一心の、私であった。
コメント