4月某日
カンボジアに向かう。
成田空港第1ターミナルのBカウンターにて大きな荷物を預け、出国審査場へ。
この頃、搭乗するにはバッテリーパックなどをしっかり、手荷物から出して検査を受けるようになっている。
我はゴープロ用、携帯用、ノートパソコン用と入れており、全部出すのにえらい時間がかかる。もう少し手荷物を抑えたいのだが・・・なんともはや。
なんだかんだで、旅客機へ搭乗。
この頃はバーコードを読んですんなり搭乗させてもらえる。
が、中途半端に搭乗しようとすると、天井の荷室へに網を入れる人で、全然進まない。
出来れば、一番最初か、一番最後かが、楽に乗れると思う。
エコノミーの後ろから3列目、中央列右側通路側の指定席に座る。
隣は20代から30代くらいの男性。あかの他人。全然落ち着がない。
また、そんなこんなで離陸。
そんで隣のおにーちゃんはドラえもんの映画を見ている。

・・・
(肘うち)

ぶふっ
(脇腹に)

・・・
おい、なにもないんか!…と思いつつも、小心者であるおいらには何も言えず。
どうにかこうにか、通路側に身を寄せ2回目がないことを祈るしかない。
1時間30分後、お昼として機内食が出てきた。
牛肉の炒め物とペンネを我は頼んだ。この頃は、英語で「フィッシュorポーク?」なんて聞かれなくなった。メニュー表の上下の写真から選ぶようになった。
過去、流暢な英語を言われて何度「はぁ?」と聞き返したことか・・・
隣のにーちゃんも同じものを頼んでいたが、白い服の袖口にソースが付いたが全く気にしていない様子。その隣に座っている。女性が甲斐甲斐しく、その袖口のソースを拭っている。
為すがままの、にーちゃんがそこにいた。
年上女房?的な印象を受けたが、よくよく観察すると、飲み物を頼む際も甲斐甲斐しく、新婚旅行か?と思わす素振りであった。
ちなみに、カンボジアに向かうのだが、成田からの直行便は無いようで、我はハノイでトランジット(乗り換え)をして、カンボジアに向かう。
3時間乗ったのち、ハノイに到着。
このまま乗っていていいのか?と思いきや、一旦全員降りるとのこと。
どうせ、後ろの座席なので、降りるまで相当時間がかかると思っているので、「ゆっくりしますか・・・」と座っていると。
隣のにーちゃんが、周りのドタバタを見ながら、ぼそりと一言

暑苦しい。来るんじゃなかった。

何言ってるの、これからなのに!

そうですよね。
せっかく来たのに、その一言はダメでしょう。
旅行初日から、なんてことしちゃうの!
楽しみもへったくれもない。
女性の心身を察しましたが、後部ハッチに移動用階段が設置され空港に向かうはめに。
もう少し観察してみたかった反面、見なくてよかったのではないかとも思う。
今日この頃。
蒸し暑い中、一旦ハノイの空港に向かう、一行であった。
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